ぺんたの 東京雑感

23区郊外に住むぺんたより 新しい時代に寄せて

わかった

 

なぜ、再び文章が書けるように というか

書きたくなるようになってしまったのか

 

自分で 急になんでだろう? と疑問だった

あんなに もう何も書けない と思っていたのに

 

わかった

 

フリーになったからだ

 

思い起こせば、紙媒体の個人的な「通信」なるものを

発刊していたあの時代も フリー であった

その頃は 販売のバイトと家庭教師はしていたけれど

(働かせてもらって 本当に感謝しています)

組織に属している感は薄く 私は自由であった

 

自由と引き換えに 自ら手放した安定

懐かしい あの感じ

100円玉握りしめて 何を買って食べようかなと

半分わくわくしていた

老後のことなど なーんにも考えていなくて のん気過ぎました

当時のわずかな退職金は すぐに底をつくことはわかったはずなのに  笑

 

そして いろいろなことを経て

再びの フリー

 

塾講師アルバイトをこの1月で辞めたのだった

わずかな収入を 自ら手放す不安はあった

老後の不安はもっとあるし

教育費のやりくりも現在進行形

 

でも今 一つだけは確実に手に入れたものがあったんだと

気づいた

 

それは自由だった

組織人としてふるまわなくてよい自由

組織に所属していると いろんなことを守ってもらえるけれど

当然 業務の守秘義務もあれば 立場というものが発生するから

何も言えなくなる

その流れで 私は 何も書けなくなっていた のかもしれない

 

その タガ が外れたのが

今の状態なんだ

と 自分のことがわかった

 

 

妙なる畑に立ちて

妙なる畑に立ちて

  • 作者:川口 由一
  • 出版社/メーカー: 新泉社
  • 発売日: 1990/05/02
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

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