ぺんたの 東京雑感

23区郊外に住むぺんたより 新しい時代に寄せて

大胆予想 ~大学入試~

 

「最後のセンター試験」が終わり、平均点の話題が出るようになりました。

これまでを振り返ってみると、自分ではほぼ予想的中と云ってよいかなと。

 

英語民間試験導入、記述式問題…今の段階では「ない」、無理、なくなるOR延期…

という予想でした。だって、無理だもん。

 

試験監督、採点、選考…などなど内々を想定するだけで、無理ですよ。

自分はそういうことや学校という現場にに少なからず関わったことがあるので、

さらに強く思います。

バイト使わないと無理だって。最初からわかりきっていたことです。

 

ただ…どっちかというと、「共通テスト」そのものが延期になるだろう、と

予想していて、こう小分けに変更が来るとは想像していませんでした。

 

そして、「最後のセンター試験」に「共通テスト」風問題を織り込んでくるとは、

これも予想外でした。そう思ったのは、私だけですかねえ?

皆さん、当然のように受け止めたのでしょうか?

そんな予告はされていなかったのではないでしょうか?

私が受験生だったら怒る。

 

うーん、やる気なのか。断行する気なのか。

「共通テスト」への布石。世間への宣戦布告?

それとも、延期とか変更とか出てくる以前に、問題を作ってしまっていたので、

今更差し替えはしなかったということなのか。

 

一方で、世間では、

一次試験なのだから「センター試験」(方式)続行すべきだ!

という主張も見られます。識者から一般人?まで。

 

そして、私もその一人。

センター試験マーク式でも、結構頭ひねるように作られていますよ~。

これ、ちょっと解いてみた感想。

だから、テクニックを磨けば有利、といえる面もあるだろうけれど。

でもそれは、新方式になれば、

またそれに対応するためのテクニックが淘汰されていくはず、だけのこと。

 

うーん、今となっても、まだ引っくり返るんじゃないか、と

思っています。

つまり、「センター試験」方式というか、出題スタイルの続行。

 

山川出版社カドカワさん達が、すでに共通テスト対策問題集など

素晴らしいものを作ってくださっていますけれども…。

(うちの子はそれらのお世話になっているので、感謝しています。)

 

どうかなあ、「共通テスト」スタイルは、やはり二次試験向けという気がします。

面白い問題、隙がない(多分)問題、

よくこんなに頑張って作ってくるなあ、と思いますが…。

出版社さん、模試屋さん…、ご苦労様…って思います。

 

こういうスタイルで、一次試験としてまんべんなく基礎学力を評価するって

ことができるのかなあーーーと、やはり疑問です。

意味があるのかな? とさえ思います。

そう思うと、憤りがこみあげてさえきます。

我が子達は、振り回されているんですから。

我が子達だけではありません。

もともと多忙すぎる学校の先生方も本当にお気の毒です。

(ちなみに当方は、遠い昔の共通一次世代、若いころは教職に就いていました。)

 

そういう面からも、今回の「最後のセンター試験」の平均点の発表には、

例年になく興味があります。

どう分析されるんでしょうかねえ。

そもそも、「共通テスト」よりに舵切ってしまっているから、

これまでと比較できないという意見も目にしました。

確かにそうだ。

すでに比較の意味がないのでは。

 

そして、やっぱり、「センター方式」(スタイル)でいきます!

と変更になる、という大胆予想を

まだ捨ててはいません。

 

でも、繰り返しますが、「共通テスト」風問題が、

「最後のセンター試験」に勝手に刷り込まれてしまったので…

このまま押し切られてしまうかな…と思う今日この頃です。